オージープランツが来ていると聞いて
オーストラリア原産の植物が今、アツいらしい。
今というか、この4、5年くらいで見る機会がグッと増えた気がする。
新築の庭先でユーカリ・ポポラス、アカシア。
インスタの凝ったインテリアではコロキア、ドドナエア。
おしゃれなカフェの植栽ではウエストリンギア、グレヴィレア。。
単にわたしの関心が高まって、アンテナに引っかかるようになっただけなのかもしれないけれど、体感としてはやっぱり流行っているように思う。
流行の火付け役は遠藤昭さんでしょう。
わたしもGARDEN STORYの遠藤さんの連載を見て、オージープランツの虜になった一人です。
先日の楽天のセールでグレヴィレアとエルモフィラの苗を買ったので、以前から栽培しているユーカリ・ポポラス、コロキア・コトネアスターと合わせて記録しておきます。
ユーカリ・ポポラス
ユーカリ・ポポラス(Eucalyptus polyanthemos)の葉 光に透かすと赤い葉脈がきれい |
学名はEucalyptus polyanthemos。
通称はユーカリ・ポポラス。
オーストラリアの木といえば一番に浮かぶのは、コアラの餌になるユーカリ!
(このポポラスは食べないそうです。残念ながら🐨)
肉厚でまん丸で、灰青色の葉がかわいい。
大きな葉が風でワサワサすると涼しげで癒されます。
2022年3月に苗を購入。
2年以上育てていますが、あまり大きくなりません。
(浅めの10号鉢で育てています)
低い位置から盛んに脇芽を出し、上に伸びない感じです。
あと、意外に水が好きです。
夏などは「君、ホントにオーストラリアの乾燥地で生きていけるの?」と問いかけたくなるほど、水を欲しがります。
コロキア・コトネアスター
コロキア・コトネアスター(Corokia cotoneaster) |
オージープランツと言いましたが、本種はお隣ニュージーランド産。
黒く細いクネクネした枝に小さな葉をつけるます。
葉の裏は毛が生えており灰色です。
枝ぶりは塊根植物のオペル・パキプスなんかと似ていますが、こちらは色合いがシックでオシャレな雰囲気です。
上のポポラスと同時期に購入し、2年以上の付き合いですが、あまり心を許してくれません。
枯れてはいませんが、大きくなった気もしない。。
もっとよくよく観察したいと思います。
グレヴィレア
グレヴィレア・エンドリケリアナ(Grevillea endlicheriana) |
半月前にうちへやってきたばかりの新入り。
グレヴィレアは交雑しやすいらしく、さまざまな園芸品種が出ています。
が、このエンドリケリアナは西オーストラリア州南西部に自生する原種。
細長く細かい葉がキラキラ光ってきれいです。
オージープランツの第一人者遠藤さん曰く「日本風に例えるなら、オーストラリア人にとってユーカリは松、グレヴィレアは桜」
花の咲くところを早く見てみたいものです。
エレモフィラ・ニベア
エレモフィラ・ニベア(Eremophila nivea) |
エアプランツのような微毛が茎にも葉にもびっしりと生えた低木。
小種名のniveaはラテン語で「雪のような」を意味します。
その名の通り、銀白色がまぶしいです!
自生地の西オーストラリアでは少数のコロニーのみが確認されていて、非常に希少な植物です。
が、挿木で繁殖可能なため、園芸店では割とよく見かけるという、なんだか皮肉な葉っぱです。
さらに、多湿にとても弱く長期の栽培は難しいことから、一年草のように寄せ植えの素材として使われているのを見かけます。
わたし自身も以前梅雨の時期に枯らしてしまった経験があり、これが2度目の挑戦です。
以上、我が家のオージー達でした。
ではでは。
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